ANSWER
KEN
My Fashion Journey
ファッションに興味を持ったきっかけ
小学生までは親の意向で洒落た言い方をすればモッズ的なマッシュルームヘア一筋だったのですが、中学に入って髪型を一気にパンキッシュ仕様にしてみたのがきっかけ。ワックスで髪の毛を逆立てたら違う自分になれたような気がしてねそれがなんか嬉しくて!
KENのファッション遍歴
前述の通り中学入りたての頃、シド・ヴィシャスに憧れてパンクなヘアスタイルにしたのがファッションの起点。夜な夜なCDコンポでピストルズをリピートして、休日はローリングストーンズのベロTを買いに行ったりしていましたね。
ピタピタなライダースジャケットにスキニーパンツとか今でも最高だと思っています!中にはテロテロによれたTシャツなんか着たら一気にテンション上がりますね。
当時はストリートスナップ全盛。雑誌で見るリアルな大人たちが私の中でのファッションアイコンでした。中でも原宿・表参道を闊歩していた兄さん姉さんたちの尖り方は今とは一味も二味も違っていてすごく刺激的でかっこよかった。
そこから私は原宿エリアに猛烈な憧れを抱くことになりました。
無我夢中でその手の本を読み漁りバイブルにしていたのは、服装のみならず髪型などトータルで原宿ファッションを提案していた「choki choki(チョキチョキ)」という雑誌。
当時紙面でメインモデルとして大活躍していた奈良裕也さんは今でも私の中でファッションアイコンのひとり!現在もファッションの最前線にいらっしゃいますね。
同時に東京が誇るファッションの発信地といえば渋谷。原宿とは徒歩で行き来のできますが双方のファッションはいわば対極といっても過言ではありません。
当時私はどっちのファッションにも興味深々でした。雑誌でいうと「men’s egg(メンズエッグ)」を愛読しており今井諒さんに憧れてこの頃から髪を伸ばし始めました。
そして高校時代。
何をしていたのか覚えていないほど遊び倒しました。後悔は数知れませんが楽しくなったノリで公園にてピアスを開け、その耳が裂けてしまったのは今でもかなり後悔しています…笑
インテリアデザインを専攻していたのですが、途中から遊ぶことが学びになってしまい中退。スケボーで通学する先輩などの影響で聴く音楽もヒップホップなどしばらくブラック系へ。
原宿エリアへの興味がさらに増していきます。リアルタイムで過ごせなかった90代の裏原ムーブメントには現在でも憧れを抱き続けており、神田の古本街やメルカリなどで当時のBoon(ブーン)やsmart(スマート)をディグっています。
〜自分でもあまり思い出せない空白の数年を過ごす〜
10代後半から20代前半はとにかく楽しいことだけを追求していましたが、このままだと落ちぶれると本能が察知したのでしょう。次なるステージに選択したのが大学ではなく専門学校。
当時興味のあることというと服しかなかったのである意味消去法の進路でした…東京服装文化学院というところでファッションの基礎を教えていただきました。あの有名な文化服装学院ではないのでご注意ください笑
その後はアパレル業界でセールスに従事しています。ほんの少しEC運営などに携わっていたこともありましたが、エンドユーザーと直接触れ合うことができる販売員が私にはなんとなく向いている気がしています。
KENにとってファッションとは?
一言で表現すれば「生活」です。