COMME des GARCONS HOMME x New Balance | 1906R BLACK | MONOLOGUE By FURUGISTA B-side

COMME des GARCONS HOMME x New Balance
1906R
BLACK

Release : 2023/11/17(Fri)
Color : BLACK
Style : 1906R
Price : ¥46,200/Official Retail Store
Country of origin : China

コムデギャルソンオムとニューバランスのコラボモデル、1906R。1906Rはサドル部のサポート性を向上させるためNロゴをシューレースと連動させた「N lock」を搭載し、ソールユニットはブランド独自の衝撃吸収素材「アブゾーブ(ABZORB)」と「エナジー(N-ERGY)」クッショニングを組み合わせ、TPU素材でアーチを補強するスタビリティウェブを採用したニューバランスのハイパフォーマンスランニングシューズモデル。
カラーはホワイトとブラックの2色を展開。アッパーにレザーとメッシュを使用し、かかとにはリフレクティブ。シュータンに「COMME des GARCONS HOMME」のロゴ。

久しぶりのニューバランス。20代前半によく履いていたブランド。思い出に残っているのは1995年に発売されたM1300の初代復刻版。名品と謳われるM1300はこの復刻版以降5年ごとに復刻を続けていく。

当時の自分は学生でアルバイト三昧の日々。バイト代の8割はファッションに使っていたと思う。その時代から他のスニーカーブランドより価格設定が高めだったニューバランス。その中でもさらに高め設定だったM1300復刻版。

発売後、すぐに購入した。

古着がファッションの中心だったのでヴィンテージのリーバイスによく合わせて履いていた。ややロールアップしたジーンズから見える無機質で独特なグレー、立体感のあるボリューム、とても気に入っていた。

他に持っていたニューバランスのスニーカーで記憶にあるのは、型番は忘れてしまったけどブラックのエナメルでNロゴがシルバーだったモデル。ブラックのパンツに白シャツとかでフレンチカジュアルなテイストに合わせていたような記憶。


20代後半以降からニューバランスを今まで遠ざかっていた理由は特にない。欲しいなという気持ちが特に湧いてこなかった。決して嫌いなわけではない。どの時代でも流行りすぎていたので自身の天邪鬼が発動されていただけかもしれない。

1906が人気なのはうっすら認識していたはず。WEB上であったり誰かが履いていたりでよく見かけていたから。インパクトのあるデザインとカラーリングで目を引くモデルが多い印象。良いスニーカーだなとは思っていたけど自分が履くイメージまでは浮かばず。

きっと発売直前のころだったと思う。コムデギャルソンオムとのコラボモデル発売のニュースをどこかのファッションサイトで見かけた。オールブラックなのだけど素材とパーツによってさまざまな黒が随所に配置されており、高級感とかっこよさのバランスが絶妙で素直にかっこいいなと思った。

しかしながら買うまでに至る気持ちがなかなか盛り上がらず、欲しいと決断したときにはすでにマイサイズの在庫はどこにもなかった。

シーズンが変わりコムデギャルソンオムプリュスとナイキのコラボスニーカー「マウンテンフライ2ロー(COMME des GARÇONS Homme Plus x Nike ACG Mountain Fly 2 Low)」が発売。代わりとは言わないがこちらを手に入れてたことでなんとなく気が済んだ。と、思っていた。

「悩むならとりあえず買え」

大人になってから得たファションに対する自分への教訓。何度も買わずに後悔してきた結果の答え。逆にここまで悩んで買ったモノで後悔したモノはない。発売から半年以上経過しているが探そう。

「NIKE AIR 180」と同様にStockXで探す。サイズはある。が、とても高い。他でも探しつつダメ元で定価にややプラスした価格で入札。優しいお方が希望価格で出品してくれるのを待つ。

一週間くらい過ぎた頃、見知らぬカード決済のメールが届く。一瞬、不正利用かと思ったが、決済はPaypalを挟んでいたのでそちらの明細でStockXとすぐに判明。相場から考えると非常に低い入札金額で出品してくれたこの地球にいる誰か、ありがとう。

約一週間後、届く。

早速開封し履いてみる。画像で見ていた以上にかっこいい。サイズはややタイトめっぽいのでややゆとりのあるマイサイズを選んだ。ほどよいジャスト感、見た目のボリューム感もいい。オールブラックだけど質感の雰囲気と濃淡になんとも言えない良さがある。

買って良かった。